ボードメーカーとしてのこだわりと独自のビジネスモデル。
TBGのビジネスについて、ご紹介します。

パーティクルボード
「E・V・Aボード

木質廃棄物がほぼ100%。
リサイクルビジネスを支える主力製品

木質廃棄物をほぼ100%の原料とするパーティクルボード「E・V・Aボード」。 環境にも、人にも優しいこの製品は、遮音・保湿・保温に優れ、かつ低ホルムアルデヒドの接着剤を使用することで、シックハウス症候群の緩和にも役立つ優れもの。安全・安心な居住空間を提供するためのひとつの要素として、様々な場所で使用されています。
真のリサイクルを具現化した「E・V・Aボード」は、販売当初から、現在に至るまで、ロングセラーを続ける当社の主力製品です。

マテリアルリサイクル

リサイクルの
「質」にこだわったシステムを実践

リサイクルと一言で表現しても、実は様々なリサイクルの種類があります。そんな様々なリサイクル手法がある中で、私たちが行っているのは、「マテリアルリサイクル」と呼ばれる手法です。木材のリサイクルの1つに「サーマルリサイクル」がありますが、サーマルリサイクルは、焼却という方法をとる為、樹木が光合成により長い年月をかけて吸収したCO2 を一瞬で放出してしまうという大きな欠点があります。一方マテリアルリサイクルは焼却を行わないので、大気中にCO2 を放出することがありません。言い換えればボードの中にCO2を閉じ込めることが出来る、すなわち「炭素固定」が出来るのです。これにより、役目を終えた木々たちを生活の場に甦らせることができるのです。

循環物流

納品と、調達を同時に行い、
経営コストを改善する。

パーティクルボードを建築現場に配送し、その現場から原材料となる木質廃棄物を回収することで、1 台で2 台分の作業が行うことができ、運搬効率の向上、並びにCO2 排出抑制の面から環境への負荷低減につながり、トータル運搬コストも抑えられます。この「循環物流」と呼ばれる仕組みも一般貨物運送と産業廃棄物運搬・処理の許可を取得している東京ボードグループだからこそできる取り組み。この取り組みは、全国産業廃棄物連合会 青年部協議会 第7回全国大会CO2マイナスプロジェクト全国連合会会長賞を受賞しています。