< リサイクリングで 地球環境の 未来を創る >
昭和22年5月設立の当社は、昭和59年3月に東京都江東区木場から新木場へ移転し、界隈の合板工場や製材所から発生する木材端材を原料にパーティクルボードを製造していました。
やがて、新木場やその周辺から木材を取り扱う会社が減るにつれ、原材料の確保が困難になり、そこで「もったいない」と着目したのが木質廃棄物です。
平成3年、日本で初めて木質廃棄物直接処理によるパーティクルボードの製造をスタートし、ボード業界のパイオニアとして躍進してまいりました。
平成12年の「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」改定の後押しもあり、現在ではマンション現場にパーティクルボードを納め、同時に木質廃棄物を回収、それを工場に持ち帰ってパーティクルボードに再生させ、また建設現場へ戻すという循環の輪を構築するまでにいたりました。
取引企業様にも、当社の「もったいない」の発想と「木質廃棄物はまだつかえるのではないか、我々はそれをマテリアルリサイクルすることを最優先すべきではないか」という考え方にご賛同いただき、地球環境負荷の低減に繋がるこの取組にご参加いただいていることに感謝いたします。
また平成29年10月には、新木場工場に加え、当社の念願であった最新鋭の連続プレスを設備する佐倉工場を稼働させました。
パーティクルボードの生産能力を増強するだけでは無く製品開発を進め、次世代木質パネルとして用途を広げ、市場変化に柔軟に対応できる生産体制を構築し、新木場リサイクリング工場と共に益々地球温暖化改善事業を押し進める基盤が出来上がりました。
木材は燃やせばCO2が出ます。
カーボンニュートラルでは、植林すればCO2は±0ですが、実態は、50年以上の歳月をかけてせっかく樹木が吸収したCO2を、
発電等の為に伐採し、一瞬で燃やして大気中に放出しているのです。
発電するために燃やすのは木材以外のゴミで充分です。
木材はできる限り木材として、炭素を固定したまま利用するのが環境に良いのです。
樹木は、人工的エネルギーを一切使うことなく、何十年も自然の力だけで大気中のCO2を削減しながら成長します。
それを人間がエネルギー資源として利用するために一瞬にして燃やしてCO2を大気中に戻してしまうのです。
私たちは木質廃棄物をマテリアルサイクルすることにより、長年かけて樹木が固定した炭素をCO2として再放出することなく新たな使命を与えることができます。
私たちは木質廃棄物を再生し、新たな木材製品価値を環境負荷の低減と共に生み出すことが出来ます。
地球上に存在する樹木や木材の絶対量を増やし続けることが、地球温暖化改善に繋がるのです。
資源循環(RECYCLE)の輪(RING)と、そして現時点でもリサイクルし続ける(〜ING)
これを我々はリサイクリングと言っています。
私たち東京ボード工業が木質廃棄物に、このリサイクリング事業により、再び命を吹き込みます。
木々に永遠の生命を与え、
リサイクリングで地球環境の未来を創る
それが私たち東京ボード工業の使命です!
東京ボード工業株式会社
代表取締役社長
井上 弘之
本社 | 〒136-0082 東京都江東区新木場2-11-1 TEL: 03-3522-4138 FAX: 03-3522-4137 |
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新木場リサイクリング工場 |
〒136-0082 東京都江東区新木場2-12-5 TEL: 03-3522-1522 FAX: 03-3522-1525 >>処理内容などの詳細はこちら |
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佐倉工場 | 〒285-0074 千葉県佐倉市西御門653-16 |
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埼玉工場 (破砕工場) |
〒340-0835 埼玉県八潮市浮塚100 TEL: 048-996-4541 FAX: 048-996-4562 >>処理内容などの詳細はこちら |
設立 | 1947年5月 |
資本金 | 2億2,100万円 |
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代表取締役社長 | 井上 弘之 | 取締役(経営管理管掌) | 尾股 拓彦 |
取締役(社外) | 只腰 由紀夫 | 取締役(社外) | 吉田 博之 |
常勤監査役 | 斉藤 吉之 | 監査役(社外) | 小堀 優 |
監査役(社外) | 芳木 亮介 | ||
従業員数(連結) | 273名 (2023年3月31日現在) | ||
売上高(連結) |
2023年3月 8,466百万円(単体:7,031百万円)
2022年3月 7,565百万円(単体:6,157百万円)
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事業内容 | 産業廃棄物(木くず)及び一般廃棄物(木くず)の中間処理業 木質廃棄物を破砕したチップを原材料として、パーティクルボード(E・V・Aボード)の製造販売。 合板販売 |
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主要取引先 | (株)安藤・間、伊藤忠建材(株)、(株)大林組、鹿島建設(株)、清水建設(株)、ジャパン建材(株)、(株)ジューテック、住友林業(株) 、双日建材(株) 、大成建設(株)、(株)竹中工務店 、戸田建設(株)、トーヨーマテリア(株)、(株)長谷工コーポレーション、SMB建材(株) (50音順) |
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取引銀行 | みずほ銀行 内幸町営業部、三菱東京UFJ銀行 東京営業部、三井住友銀行 葛西法人営業部、商工組合中央金庫 新木場支店、りそな銀行 東京営業部、横浜銀行 東京支店、千葉銀行 深川支店 | ||
受賞 | 1992年 第1回リサイクル推進事業功労賞表彰事業 農林水産大臣賞 2010年 全国産業廃棄物連合会 青年部協議会 CO2マイナスプロジェクト生活部門 青年部協議会 会長賞 2012年 平成24年度循環型社会形成推進功労者等 環境大臣表彰 |
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グループ会社 | ティー・ビー・ロジスティックス(株):産業廃棄物収集運搬業、一般貨物自動車運送事業 | ||
TB関西物流(株):産業廃棄物収集運搬業、一般貨物自動車運送事業 | |||
横浜エコロジー(株):産業廃棄物(木くず)及び一般廃棄物(木くず)の中間処理業 |